パニックは、自分の髪の毛を引っ張る、壁などに頭を打ち付ける自傷行為をはじめとして、他人に噛み付いたりする他傷行為などがあります。パニックを起こす原因としては、自閉症の人は常に同じようであることを好むので、スケジュールが変更されたり、いつもと違うことが起きたり、いつもあるべき場所に物がないなどが挙げられます。
こういったことを事前に知らされておかないと、自閉症の子供にとっては大きな不安になってしまいます。こういった不安に対してのストレス発散の行為として、先に述べた髪の毛を引っ張ったりするわけです。
言葉ではどうしてもうまく対応ができないために、こういった対応になってしまうのです。言葉で意思疎通をする力がつけばいいのですが、なかなか難しいところもありますので、こちらから意思を伝えることが出来るようにしてあげる工夫をするべきですね。
例えば、絵を描いたカードを用意して、何がしたいのかの希望を聞けるようにするとか、とにかく、何事もしっかりと伝えることが出来るようにしてあげて、ストレスや不安を消してあげることが、パニックを防ぐためのものだと思います。
自分を傷つけたりする行為は、それほどまでに追い詰められている可能性もありますし、周りが何に対してストレスになってしまっているのか、という部分を把握してあげないといけないと思います。ストレスがなくなったり、発散が上手になってくると、この症状は落ち着いてくるといえるでしょう。