どちらか分からないような不確定要素を楽しむ、臨機応変に対応するための力が極端に不足してしまっています。要するに、想像力が足りないという障害が起きているのです。なので、何か不測の事態が起こるとパニックに陥ってしまい、本来できるはずのことができなくなってしまいます。
なので、いつも同じ状態であろうとすることにこだわりを持っています。いつもと同じ道順を辿るのがすきだったり、物の置き場所に対して決まりごとを勝手に作ったり、常に何か手に持っていないと駄目、といったこだわりもあります。
遊び方も特徴的になって、一列に並べることに熱中したり、2歳から3歳になろうとするときでも、穴に入れる、押すとなる、といったとても単純なおもちゃに熱中したりします。電車のマークをはじめとして、文字や数字などに対して強い関心を示すこともあります。
偏った強い興味は、特殊な能力として発揮されることもあります。教えないのに2歳でアルファベットが書ける、世界中の国旗の国名が言える、過去や未来の曜日と日付が即答できるなどです。また、音楽や絵画に対しての才能を開花させた人もいます。
とても優れた能力を持っている人もいるくらいで、裸の大将で知られる山下清画伯は、自閉症ながら才能を開花させた一人であったといわれています。また、常同運動といって、手をヒラヒラさせたり、上下に飛び跳ねたり、クルクル回ったり、身体を前後に揺らすといった動きに没頭することもあります。