この情緒障害は、自閉症と間違われやすい障害のひとつです。自閉症は脳の病気であるのに対して、心の病気である情緒障害は別のものと言えますが、日本においては、混乱を招いているところもあります。
それは、文部省が自閉症を対象にして含めた特殊学級のことを、情緒障害学級と命名しているからです。情緒障害とは、自分の感情をうまくコントロール出来ないために、いつも不安定です。なので、適切な行動を取るのが難しいです。
原因は、対人関係の問題だと考えられており、小さい頃に両親が喧嘩ばかりしている、親にしかられてばかりいるという険悪な環境にいる場合、情緒障害を引き起こす可能性があるのです。この情緒障害の特徴的な症状は、子供の頃に特に見られます。その症状としては、チックというものがあります。
この病気は、まばたきや首振り、顔しかめ、口すぼめ、肩上げといった風な上半身に対しての症状がよく出ます。それから、爪かみや抜け毛、緘黙といって、どんな場面であっても全然喋らなくなるといったこともあります。この他には、頭痛や腹痛、下痢、嘔吐といった症状も出てきます。
更に、声が出せなくなってしまったり、手足が動かなくなる、目が見えなくなるというような、重症になるケースもあるのです。こういった症状に対しては、小児神経科や、心療内科で診てもらうのがいいと思います。保険所での育児相談、発達相談を受けてみるのもひとつの手です。また、カウンセラーなどに相談してみるのもいいかと思います。